じゃんけんで学ぼう Vlookup関数、Columns関数、ついでにRow関数

シリーズ第2弾。今日はVlookup(ブイルックアップ)関数を学んでみましょう!

求人情報で、Excelが使える人(Vlookup関数を使える程度)という内容をよく見かけます。

Excel関数が使えるかどうかの指標として、Vlookup関数が使えるかどうかが境目となっているといっても過言ではありません。

この関数を難しくしてしまっているもの、それはずばりあいまい検索できるかどうかの設定でしょう。

今日はそこを踏まえて、じゃんけんを通して学んでみましょう!

vlookup-1

では早速、上記の通り表を作ってみてください。

手の形は「て」と入力し変換ボタンを押すと変換できます。

もしできなかった場合は空欄のままで結構ですので他の表を埋めてください。

表が出来上がったら、青枠の部分を「Vlookup(ブイルックアップ)関数」を使用して完成させてみましょう。

まずは「セルF6」に「=Vlookup(」と入力してみてください。大文字小文字は問いません。

すると下図のようにVLOOKUP(検索値、範囲、列番号、「検索方法」)と表示されます。

vlookup-2 []内の項目は省略可能であることを意味します。しかしこの検索方法は省略すると間違いのもとになるので必ず設定してください。

ではひとつづつ項目を説明していきます。

検索値

検索のキーとなる値のことを指します。
今回の例で言うと「E列」の「じゃんけん」の値が検索値に相当します。

範囲

「1.検索値」で設定した値をもとに、値を取得するデータの範囲です。
今回の例で言うと「セルK6~セルO9」が範囲に相当します。

列番号

取得したい情報は「範囲」の何列目に該当するかを記述します。
今回の例で言うと、「手の形」は「2.範囲」で指定した表の2列目になるため、「2」が列番号となります。

検索方法

「FALSE」と入力します。

「列番号」までは実際にやってみると割とすんなり理解できると思います。

しかしVlookup(ブイルックアップ)関数を使える人が重宝されるのは「検索方法」を理解できている人が少ないからなのです。

vlookup-3

まずは赤線部分を見てください。前述のとおり「検索方法」は省略可能で、省略した場合は「近似計算を行う」という設定になってしまいます。平たく言うと「あいまい検索」を行う設定です。

次に青線の部分を見てください。「昇順で並べ替えておく必要があります。」これがネックです。

しかし「検索方法」にFALSE(完全一致)の設定をすれば並べ替える必要はありません!
私はExcel歴もう10年以上ですが、いまだに完全一致以外でVlookup(ブイルックアップ)関数を使用したことがありません。
ですので、Vlookup(ブイルックアップ)関数を使用する場合は[検索方法]に必ず「FALSE」を指定してしまってください。

では上記を踏まえて、「F6セル」に「=VLOOKUP($E6,$K$6:L$8,2,FALSE)」と入力し、F11までコピーしてみましょう。

vlookup-4

手の形が表示されましたね?「モデル」・「強い」・「弱い」の項目にもコピーしたいのですが、列番号が「2(固定値)」となっているためこのままの式ではきちんと反映されません。

そこで便利な関数を紹介します!Columns(カラムズ)関数です。Clolumn(カラム)関数というものもありますが、今回はColumns(カラムズ)を使用します。

カラムとは、言い換えると「列」のことです。列番号に活用できそうな雰囲気ありますよね?

ついでに言うとRow(ロウ)関数。ロウは「行」のことです。 この二つの関数は工夫すると表作成の時などに活躍してれますので、頭の片隅に入れておいてください。

では、列番号をColumns(カラムズ)を使用してVlookup(ブイルックアップ)関数をより汎用的(固定値を使用しない)に記述していきましょう。

vlookup-5

Columns(カラムズ)の説明はこの通り、非常に単純です。指定した範囲は何列です。という値を返してくれます。

範囲はすでにVlookup(ブイルックアップ)関数の中でしてしてますよね?では書き換えてみましょう。

「F6セル」に「=VLOOKUP($E6,$K$6:L$8,COLUMNS($K$6:L$8),FALSE)」と入力し、コピーして貼り付けると・・・

vlookup-6

簡単に全体に貼り付けられましたね!

$(絶対参照)のマークについての説明を省いてしまいましたので、次回は$(絶対参照)について説明します。

それと、せっかく全体に貼り付けたのに「#N/A(ノーアンサー)」が表示されて汚くなってしまったため、こちらも表示させない工夫についても説明したいと思います。

では次回の更新を楽しみにしていてください!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

ABOUTこの記事をかいた人

やすゆきと申します。東京理科大学卒業後、10年以上経ちましたがやっとフリーで生活できるようになりました。好きなことは数学。特に素数に関わる何かをすることが好きです。落ち着きます。今はフリーSEとして幾つかの企業とジョインして仕事しています。